タケヤリは新事業開発の部署が出展します。「委託生産だけでなく、こちらから発信する素材提案」を行います。同社の強みはシャトル織機による高密度織物といった生産背景。「帆布の1〜3号まで作れる設備があり、厚手分野での優位性がある。パンツやコート、ジャケットなど紳士向けを中心に展開。緯糸に麻を使ったものは婦人服にも好評」と言います。
海外販売はこれから本格化。とはいえ、JETROの「欧米向けテキスタイル輸出展示商談会」に6回参加しました。「欧米バイヤーから中肉高密度のピックアップがあった。回を重ねることでどんな生地に反応がいいのか、わかってきた」と、MUに挑戦します。今回も中肉高密度織物に洗い加工で風合いを出したり、表情感のあるもの、後加工のバリエーションを紹介します。「サスティナビリティはトレンドのキーワード。原着のオーガニックコットンを扱ったことがある。緯糸にリサイクルコットンを使うことも可能。何らかの形でサスティナブル生地も出品したい」と語っていました。 |