2020AW 2020SS 2019AW 2019SS
2018AW 2018SS 2017AW 2017SS 2016SS 2016SS 2015AW 2015ss 2014 2013 2012 2011 2010 2009 Japan Pavilion TOP

出展者専用
   
logo_inter_textile_shanghai_apparel_fabrics logo_Japan Fashion Week Tokyo
~Asia市場開拓~ Intertextile Shanghai Apparel Fabrics Japan Pavilion

<Japan Pavilion出展企業紹介>


  アゼアス株式会社<新規出展>
~ デュポン社とのつながりで ~

 

防護服メーカーのアゼアスはインターテキスタイル上海のジャパン・パビリオンに初出展します。同社は大連と上海に現地法人があり、大連はOEM・ODMによる製品の製造販売と原材料の製造販売、上海は原材料の製造販売を担っています。この大連の現地法人はインターテキスタイル上海のドメスティック館に2回出展しています。

中国市場は「多くの人口を背景にした多様性のある市場。それを支えるスピード感には非常に魅力を感じている。一方で商いのシステム・習慣、商品の嗜好など、日本とはかなり違う部分があり、難しい市場でもある」と認識しています。

同社のメイン事業はデュポン社の素材を使用した防護服事業です。今回は「デュポン社との繋がりの中から派生する付加価値のあるアパレル商材を提案」と、デュポン社と現在開発を進めている難燃素材「ノーメックス」のバリエーション、デュポン社のカーボンプリントを使用したヒートモジュールと、モジュールを使用した製品などを出品します。


  photo_アゼアス株式会社




  興和株式会社<新規出展>
~ 綿原料に強み ~

 

興和は上海と北京に現地法人を有しますが、ジャパン・パビリオンには初出展となります。「中国市場はテキスタイル販売においてまだまだ伸び代がある」と見ています。今回は「新規顧客の開拓」を目的に参加しました。

出展品はCOR15072BJPFD( 綿コーデュラオックス)。同社の強みである綿原料に強度や撥水性、軽量性に優れたコーデュラナイロンを混紡した商品で、アウター素材として最適です。KN3260NS7(超長綿細番手ブロード)は繊維長が長い原料を使用した細番手のブロードです。「この細番手でここまでの打ち込みの商品は日本でしか織れない」という優位性があります。

S1017MPFD (ノイルシルクポプリン)は、製糸・紡績工程で出る落綿などの副産物を再利用した糸であるノイルシルクを使用した環境にやさしい素材です。絹紡糸にはない独特のムラやネップが特徴です。

「原料にこだわった綿素材を中心に強撚や複合など一ひねり加えた商品を展開」しています。


  photo_興和株式会社




  鈴木晒整理株式会社<新規出展>
~ 抗新型コロナ加工を ~

 

鈴木晒整理は欧州の展示会に参加していますが、インターテキスタイル上海に初出展します。中国向け輸出の実績はありますが、「新型コロナウイルス禍で出張ができない。このため、臨時の現地エージェントの協力を得て、インターテキスタイル上海に出展する」ことにしました。

同社は日本の加工場として有名で、欧州メゾンにもその生地が採用されています。今回出品するガス焼きした強撚糸使いの生地は「A反率が非常に高い。ガス焼きはできても、A反は難しい。準備段階にノウハウがあり、真似ができないと、欧州メゾンにも高く評価されている」ようです。

機能加工の開発にも優れていますが、今回は抗新型コロナウイルス加工を提案します。日本ではすでにマスクやファッション衣料素材として使用されており、データによる裏付けもとれています。

サステイナブル素材については、もともとできるだけ天然繊維中心に加工しており、綿、麻、レーヨン、シルクなどのオリジナル風合い加工を発表する予定です。


  photo_鈴木晒整理株式会社




  JAPAN RAYON(ダイワボウレーヨン(株)/オーミケンシ(株))<新規出展>
~日本のレーヨンを紹介~

 

ダイワボウレーヨンは海外展示会初出展としてインターテキスタイル上海に今回参加します。日本のレーヨン短繊維メーカーは同社とオーミケンシの2社でしたが、昨年、競争相手のオーミケンシがレーヨン製造から撤退しました。そのオーミケンシの中国現地法人の販売力やノウハウの協力を得ての出展となります。

「ダイワボウレーヨンとしての出展というより、ジャパンレーヨンメーカー共同体として出展する。中国にもレーヨンメーカーは多いが、日本のメーカーの強みをアピール」する予定です。「レーヨンはサステイナブル素材。リサイクル原料を使用したレーヨン、安心・安全の国際認証を得たものもある」とサステイナブル素材を前面に出して出品します。

これまでの競争相手との協力関係で新たな市場に挑む。そうした面でも意欲的な出展となりそうです。


  photo_JAPAN RAYON(ダイワボウレーヨン(株)/オーミケンシ(株))




  卓Edge合同会社<新規出展>
~ 尾州の企画を北陸で ~

 

卓Edgeは尾州産地でテキスタイルを企画、生産しています。昨年9月のインターテキスタイル上海にはメッセフランクフルト香港のジャパンゾーンに出展しました。「JFWのジャパン・パビリオン出展が中止となり、ジャパンゾーンに切り替えた。来場者も多く、スワッチのリクエストもあったが、そこで終わった」という結果でした。

同社は欧米輸出を行ってきたため、輸出の経験も豊富。「成約するには現地で営業フォローが必要。この新型コロナでなかなか難しいが、今回は知名度の向上ができれば」と参加しました。

本社所在地はウールが得意な尾州産地にあるが、北陸産地の協力工場で作ったキュプラやアセテートを使った生地、有松絞りの生地などを提案します。「北陸産地に尾州の考えを持ち込んだ企画。産地と技術を理解した上での開発が当社の強み」のようです。 サステイナビリティーを意識した出品となりそうです。


  photo_卓Edge合同会社




  朝日ファスナー株式会社 ~ 中国ビンテージ市場に ~

 

「前回のインターテキスタイル上海展示会で、WALDESブランドの人気が高まり、徐々に注文は出てきた。しかし、現地ではファスナーの引手デザインなど模造品が出ている。本物はこれだ!ということを強くアピールしたい」。朝日ファスナーは中国市場に手応えを得ています。すでに上海で事務所・ショールームを開設して、ビジネス展開しています。「事務所を設けたことで、価格、商品見本、ビジネスが迅速に対応可能」になりました。

同社のファスナーは、綿テープにこだわり、1940年代の米国ミリタリージッパーを復刻しました。これを少量、多品種、短納期で対応できることが強みです。今回もこうしたファスナーなどを展示します。

「中国政府はコロナ禍で内需拡大策を打ち出している。また、中国市場では富裕層が増加しており、ビンテージ市場が拡大傾向にある」と期待しています。


  photo_朝日ファスナー株式会社




  株式会社アイリス ~ 中国内アパレルに輸出強化を ~

 

服飾資材のアイリスがインターテキスタイル上海・ジャパンパビリオンに出展するのは今回が4回目となります。「まだまだ伸びる余地のある貴重な市場。中国内アパレルへの輸出強化」を目的に参加しました。

今回はボタン・ストッパー、マスク用パーツなど服飾付属品全般のほか、サステイナブル素材特化商品・加飾商品、単品アクセサリーなどを出品します。

同社の強みは7000種(3万SKU)という品ぞろえの豊富さ。また、ミニマム無しの販売を製造から在庫管理、販売まで一貫して対応している点にあります。さらに日本国内自社製造及び中国自社工場製造による同一品質商品製造が可能であることや「年間30~50アイテムの新商品を随時発表している」という商品開発力にもあります。

中国に現地法人もあり、中国輸出の実績も積み上げてきました。


  photo_株式会社アイリス




  植山織物株式会社 ~ ECブランドの来場を ~

 

植山織物はインターテキスタイル上海・ジャパンパビリオンに3回目の出展となります。同社は自社工場のため、納期、品質のコントロールがしやすく、糸の開発にもこだわっています。昔の紡機で紡績したOLD糸など、独特な味を持つ糸が多いのが特徴です。オーガニックコットンの原糸を多番手でリスクしていることも強みです。

「中国市場は有望。特にECブランドの勢いがすごい」と、新規のECブランドの来場を期待しています。中国には現地法人も開設しています。

今回はサステイナブル素材としてオーガニックコットン、再生ナイロン、再生コットンなどを出品します。表面変化のある素材ではサッカー、楊柳、ドビーなどを提案。綿、綿ウール、綿麻など天然素材をベースにした二者混、三者混素材も多くそろえています。


  photo_植山織物株式会社




  桑村繊維株式会社 ~ エコ素材など出品 ~

 

桑村繊維はインターテキスタイル上海出展の常連組です。現地法人を持ち、輸出実績もあります。「中国は伸び代のあるマーケット。今回も新規顧客を獲得したい」と出展します。

主な出展品はエコ素材、特殊加工品、バラエティーに富んだカウンター見本です。「生地リスクをしているので着分や1反からの対応が可能」なことが、同社の強みです。

1928年に兵庫県多可郡(西脇産地)で織物製造業として発足、輸出織物を生産していました。戦後にジャカード織物の設備を導入し、先染め織物製造業として発展。2006年には上海桑村商貿易有限公司を設立し、中国との取引も長い企業です。

新型コロナ禍で、日本国内での展示会もなかなかできない状況が続きましたが、それだけに今回の展示会への期待も大きいものがあります。


  photo_桑村繊維株式会社




  双日ファッション株式会社 ~ 販売伸ばせる市場 ~

 

「中国市場は常に変化している。日本に比べるとものすごいスピード。この変化に対応ができれば、販売を伸ばせる市場だ」。双日ファッションはインターテキスタイル上海・ジャパンパビリオンに8回目の出展を行います。

「新型コロナウイルスの影響で各社、自由に出張ができず、素材手当に苦労をしている。市場もネット販売が増え、よりストックオペレーションが生かせる環境になっている。今回の出展では、まず既存得意先の商いを継続し、新規得意先の開拓も目指す」と、期待しています。

同社は中国法人として双日奔時代(上海)貿易公司があり、中国への輸出も行っています。今回は、繊細な色合いや日本独特の柄が特徴の和調プリント、合繊だが綿のようなタッチのナイロンタフタ、収縮性を有するポリエステルで目面の良い表面感のT400素材などを出品します。

日本で約1200品番、中国で約150品番の商品を全てストックオペレーションで販売をするテキスタイルコンバーターですが、現物があれば即日出荷ができる商い形態が強みです。





  株式会社サンウェル ~ 自社企画・自社リスクで ~

 

サンウェルは2002年に燦日泉(上海)貿易有限公司を設立しました。中国との取引も長く、インターテキスタイル上海・ジャパンパビリオンへの出展も常連組です。「毎回新規顧客との出会いがある」と語っていました。中国を「アパレルマーケットとして世界唯一の成長市場」と位置付けています。

今回はトリアセテート品として発色性の良さ、絹のような光沢、柔らかな肌触りやドレープ性などの美的外観を持ちながらも合繊的なイージーケア性を併せ持つ素材を提案します。

また、同社品番#52201S(商品名ロイヤルライトサテンビンテージ)は微起毛タッチのサテンです。やや薄手でしなやかなドレープ性、ウオーム感とベルベットの様な光沢感が特徴です。高密度で織り上げ撥水加工を施した中肉厚のギャバジンは、しなやかでハリコシ感のある風合いとクリアーな表面感を有し、品番#11476S(60/2交織ギャバ撥水加工)として出品します。

自社企画・自社リスクの豊富なストックで「小ロット・クイック対応」という同社の強みを発揮します。


  photo_株式会社サンウェル




  ページの先頭へ戻る


Copyright (C) JFW  Textile Div., All Rights Reserved.